路床の地盤改良工法を最適に実践

2020年12月03日 路床

地盤改良工法とは、軟弱な地盤を強固な地盤に改良する工事の方法です。道路における地盤改良を路床改良といいます。路床改良を行う際は、経済性と安全性を考慮し、地盤に適した工法を選択する必要があります。この記事では路床改良の意義と地盤改良工法の種類を説明します。

路床改良は道路の地盤沈下対策や液状化対策として有効です。近年、災害が多発することからその重要性が認知されるようになってきました。路床改良した上で道路舗装することで、道路の安全性は格段に高まります。

地盤改良工法や施工機械の種類は環境意識の高まりに応じて増えてきました。その中で、代表的な地盤改良工法を紹介します。

柱状改良工法とは、深層部に改良対象土とセメントミルクを攪拌し、円柱状の強固な地盤を造成する工法です。軟弱地盤や支持層がない場合でも、柱状体の周面摩擦力によって対応できます。長年にわたり地盤強度を維持できること、施工時の騒音・振動が少ないこと、基礎地盤の支持力向上、盛土のすべり防止・沈下低減などのメリットがあります。一方、柱状改良工法のデメリットは、高低差のある土地や狭い土地では搬入できない可能性がある点です。また、施工後の原状復帰が難しいのもデメリットです。柱状改良工法で地中に埋め込んだ改良体を撤去する費用は高額になります。

表層改良という地盤改良工法では、バックホウ混合で軟弱な土と固化材を攪拌します。混合物を地盤に注入することで、安定性に欠ける地盤を強固な地盤に改良するのです。この地盤改良工法は、自走式土質改良機が使用されることで効率化が進んでいます。コストを抑えられること、すべりに対する安定、液状化の抑制効果が高いことがメリットです。施工者の技術で仕上がりに差が出ることや、勾配のきつい土地では施工が難しい場合がある点がデメリットです。

この他に、地中に鋼製の杭を打ち込み、深度に応じて鋼管を溶接して繋げていく銅管杭工法も代表的な地盤改良工法といえます。施工完成度が高いことや六価クロムが発生する心配がないことがメリットです。コストが高いことがデメリットといえるでしょう。

地盤改良工法のそれぞれに得意なケースとそうでないケースがあるので、地盤の状態に応じて工法を選択する必要があります。

地盤改良の実績豊富な私達セリタ建設は、地盤の状態や求められる強度、環境への影響などトータルで判断して最適な地盤改良工法を選択します。路床改良についてもどうぞご相談ください。