現場で使える建設DXアプリとは?導入のメリットや選び方と合わせて解説

2024年04月03日 建設DX

建設DXは、建設業界でデジタル技術を活用し、業務プロセスの見直しや効率化、安全性の確保などを目指す取り組みです。

ここでは、建設現場で活用できる建設DXアプリについて、活用するメリットや選び方、おすすめのアプリを紹介します。

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建設DXの現場でアプリを活用するメリット

建設DXを目指す建設現場で施工管理アプリを導入するメリットは、工事の品質担保や業務の効率化、納期の順守、顧客満足度の向上などです。

現場でアプリを使用して写真やメモを共有できるため、全作業員が工事の状況を把握しやすくなります。また、リアルタイムでデータを共有することでコミュニケーションコストを削減し、業務効率化にもつながるでしょう。

そのほか、情報の抜け漏れをなくして業務の質を高められるため、納期の順守や顧客満足度の向上が期待できます。

 

建設DXにおける現場アプリの選び方

現場で活用する施工管理アプリを選ぶ際は、次の3つのポイントを確認しましょう。

 

  • 業種の対応範囲
  • 業務の対応範囲
  • 費用対効果

 

新築の建設会社向きのアプリやリフォーム会社向きのアプリなど、業種によって最適なサービスが異なるため、利用を検討しているアプリが自社の業種に対応していることをチェックしてください。

また、その中でもアプリによって業務の対応範囲が異なります。自社で負担を感じている業務を明確化し、アプリの導入が業務効率化につながるかを検討しましょう。

そして、料金体系についても確認し、利用しやすいかどうか、十分な費用対効果を得られるかどうかを加味して選ぶことがポイントです。

 

現場で使えるおすすめの建設DXアプリ3

ここでは、建設現場で活用できるアプリについて、おすすめ3選を紹介します。

 

Photoruction(フォトラクション)

Photoructionは、スマホやタブレットのカメラで撮影した写真を直接クラウド上に保存・共有できるアプリです。

 現場監督経験者によって開発されたサービスであり、現場における悩みに寄り添った機能が「使いやすい」と高い評価を集めています。

 

SiteBox 出来形・品質・写真

SiteBox 出来形・品質・写真は、デジタル工事写真を小黒板電子化できる施工管理アプリです。

 関連アプリも充実しているため、自社に必要なサービスを組み合わせて使うことで高い費用対効果を得られます。

 

かん助

かん助は、現場での安全パトロールを徹底して災害に備えたり、文書や図面をデジタルデータで管理したりできるアプリです。

 建設現場における総合的な業務のサポートに対応しているため、施工品質の向上が期待できるでしょう。