人工芝フットサルコート

2022年06月24日 人工芝

人工芝フットサルコートが増えています。フットサルの競技人口増加や、子どものスポーツ環境整備が求められていることが背景にあります。人工芝の維持管理しやすさと、気軽に楽しめるフットサルの特質を活かしたスポーツ環境づくりが今後も進むことでしょう。

人工芝フットサルコート

子どもたちのスポーツ環境を整備するために

遊び場の減少などを背景に子どもたちの体力低下が懸念され、子どもたちが安心・安全にスポーツを楽しめる環境づくりが求められています。維持管理の負担が少ない人工芝を使ったスポーツ施設の設置は、スポーツ環境づくりの有効な選択肢といえるでしょう。人工芝は様々なスポーツと相性が良いことが知られていますが、気軽に挑戦できるスポーツとして人気のフットサルでも多く用いられています。フットサルコートに用いる人工芝はどのようなものが適しているのか、次項以降で考えてみましょう。

フットサルコートで用いられる人工芝の種類

そもそもフットサルコートは、凹凸がなく平らで、表面に摩擦が生じないことが求められます。土や天然芝でこの状態を維持するのは容易ではないため、多くのフットサルコートで人工芝が用いられています。

フットサルコートで用いられる人工芝の種類は、ショートパイル人工芝・ロングパイル人工芝・砂なし人工芝があります。

ショートパイル人工芝は踏み心地が硬いのに対し、ロングパイル人工芝は踏み心地が柔らかく弾力性があります。屋外のフットサルコートではロングパイル人工芝が多く採用されている一方、屋内のフットサルコートではショートパイル人工芝も利用されています。これは、ロングパイル人工芝の場合、パイルの間に埋めた充填材が飛散する問題が発生する一方、ショートパイル人工芝ではこの問題が発生しないためです。

砂なし人工芝はフットサル愛好者には「本格派のコート」と評価されることもありますが、耐久性が低いために数年で芝生の葉が寝て固まってしまうデメリットがあります。長期的な見通しをもった上で人工芝の種類を選択しましょう。

フットサルコート設置にかかる諸費用

フットサルコートは照明や防球ネットなども整備する必要があります。また、屋外の場合はクレー(粘土)またはアスファルトで舗装した上に人工芝を敷設するのが一般的です。したがって、フットサルコートの設置には人工芝本体の費用だけでなく、土木工事費、備品、照明、防球ネットなどの費用がかかります。

従来のロングパイル人工芝から進化した製品・SERITURFを開発したセリタ建設では、下地づくりから人工芝の敷設まで一貫して行います。お見積りのご相談にも応じますので、まずはお問い合わせください。