技術提案の資料作成における4つのポイントを解説!

2023年12月14日 総合評価

技術提案の資料を作成したいものの何の項目を作成すべきか分からない、どのように作るべきか分からない、と悩む方は少なくありません。

今回は、技術提案の資料に記載すべき項目として重要なポイントを解説したのち、技術提案時に確認しておきたい履行義務についてお話しします。

資料作成

技術提案の資料に記載すべき項目とは?

技術提案書で押さえておくべき項目として、次の4つの要素が挙げられます。

  • 設計業務の実施に関する提案
  • 制約条件に関する工法等の提案
  • 安全性に関する工法等の提案
  • コスト縮減に関する工法等の提案

それぞれの項目を確認しましょう。

設計業務の実施に関する提案

設計業務の実施に関する提案では、以下の要素を含むことが求められます。

  • 業務目的
  • 与条件
  • 現地条件
  • 不確定要素
  • 提案内容の適用上の課題

これらの情報を十分に理解し、提案内容が適合するように設計業務の実施方針、実施手順、実施体制などを明確に記述することが重要です。

制約条件を踏まえた工法等の提案能力

下部工及び基礎工施工の場合、設計図書と現地条件を考慮し、交差道路や交差河川への影響を最小化するための具体的な施工方法の提案が求められます。

また、鋼橋の上部工拡幅の場合、設計図書と現地条件を考慮し、交差道路や交差河川、隣接する連続高架橋の立地条件に基づいて施工ヤードを最小化する計画が求められます。

安全性を確保する工法等の提案能力

下部工の拡幅の場合、コンクリート構造物の接合部分の長期耐久性を確保する工夫の計画が求められ、一体化や工期に関連する有利な施工方法や留意点の提示が必要です。

また、PC橋の上部工拡幅の場合、設計図書と現地条件に基づいて、新旧コンクリート構造物の接合部分の長期耐久性を確保するための工夫が求められます。

コスト縮減に有効な工法等の提案能力

コスト縮減に関する提案では、安全で合理的な構造の仕組みを確保した上で、コストダウンできる施策の立案が求められます。

単にコストダウンを意識するだけでなく、課題や想定される不確定要素なども含めた提案がポイントです。

 

技術提案には大まかなフォーマットが決められている場合もありますが、フォーマットが存在しない場合や、指定のフォーマットが存在する上で、詳細な内容の記載方法が分からない場合もあるでしょう。今回の内容を参考に的確な技術提案書を作成し、高い評価を受けられるようにしてみてください。