活用事例としてセリタ建設が掲載されました。

2011年05月17日 メディア掲載

佐賀県新エネルギー・産業振興課が進める
『特許流通事業化支援事業費補助金』の活用事例としてセリタ建設が掲載されました。

自社では地盤改良事業のほかに、近年では環境配慮型工法の一つとしてノンスリップ舗装工法にも力を入れています。

ノンスリップ舗装工法とは、間伐材とエポキシ系樹脂を混同し、特殊表面コーティングを施します。


①高いスリップ防止
②歩行者の靴底にやさしい
③間伐材を使用し、環境保全に向けた工法
という特徴を持っています。

実用化にあたって、佐賀県が進める特許流通事業化支援事業費補助金を活用し、静岡県の中小企業と提供をして商品化へ進めていきました。

 

 

技術導入から商品化までの流れとして、
1.ライセンサーとの実施許諾契約
2.自社施工(課題の洗い出し)
3.ライセンサーからの技術指導
4.自社での試行錯誤
5.商品化
うち、1~3までが補助対象範囲になりました。

補助事業への取り組みによって
・混同材料の形状による年度変化の調整方法、表面仕上がり及び施工性の向上
・温度による硬化スピードの調整
といったノウハウを獲得することができました。

補助金を活用した企業の声からも、
・県の公的な補助金を使ったことでPR効果があり、お客さまに提案しやすい。
・試作費用の半分が補助されるため、思い切った試作が繰り返し可能。
・新商品開発にチャレンジする一歩を踏み出すきっかけになった。
・新たな事業に取り組むことで、社員のモチベーションが向上した。
など様々なメリットがあります!